2021年6月18日金曜日
テスト勉強・・・?
テストが近づいてきましたが、皆さんいかがお過ごしですか?
初めての定期テストに緊張しているであろう1年生、慣れてきた2年生、高校受験があるからと意気込んでいる3年生、焦っている人、いつも通りの人、不安な人、余裕な人、それぞれだと思います。
「私、テスト勉強ってどうやっていたかな~?」と、ふと思ったので、私がやってきたテスト勉強を皆さんにお伝えしたいと思います。
私に合っていただけで皆さんに合うかはわかりませんが、I hope it will help you!
×睡眠学習
寝ているうちに脳が覚えるでしょ!と枕の下に教科書を敷いてみましたが・・・まったく力になりませんでした。ちょっと枕が高くなるだけです。
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〇声に出して勉強する
これは特に、英語の単語練習、国語の漢字練習で行いました。また、社会の歴史で学習したことを整理するために一人で「卑弥呼が邪馬台国を作って『親魏倭王』の金印をもらった。」などと話しながら教科書やノートを見返したり、ノートにまとめ直したりしていました。
△徹夜でつめこみ
「もう時間がない!明日のテストに備えて、今日は寝ないでおぼえるぞおおおおお!」は、すぐに忘れていきました。また、頑張って覚えたところがテストに出ないときのショックと言ったらもう。。。。(´;ω;`)
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〇寝る前に勉強、翌朝に復習
寝る前に勉強したことを次の日の朝、5分程度で見返したり解きなおしたりしました。そうすることで少しずつではありますが、わかることが増えていきました。
△ワークを丸写し/ノートに書き直し
ノートにワークの問題を丸写ししていました。悪くないように聞こえますが、実は図なども必死に写していました。そうすると図を描くことにこだわってしまい、きれいに描けるまで何度も描き直し、気が付いたら30分・・・「今日は長い時間勉強したな~」と満足するものの、「図を描いた」ことしか覚えておらず、肝心な重要語句は覚えていないということも・・・。
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〇とにかくノートに書く!
計算問題、英単語、漢字など、他人が読めないくらいのテキトーにとにかくノートに書きまくりました。特に英単語と漢字は、私は書かないと覚えられなかったので、自分しか見ないノートや裏紙にとにかくたくさん決してきれいとは言えない字で書きました。
△新しい問題集を突然始めてみる
「この問題集難しいし分からないところが多いから新しいのをはじめてみよう」と何冊も問題集に手を出したことがあります。結局、前の問題集のわからない問題をそのままにして、新しい問題集で、更にわからないところが増えていくという悪循環でした。
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〇ワーク等、一度解いたことのある問題を繰り返し解く
できなかったところにはわかるように印をつけて(私は赤ペンで△を書いていました)何度も解きました。そうするうちに、「まったくわからない」→「やったことがあるということは覚えている」→「わかるような気がする」→「わかっているはずなのに出てこない」→「解ける」ようになりました。
実は、中学生の時にやっていたのは△が多く、高校・大学で見つけた勉強法がたくさんあります。
ただ、中学生のころの△勉強法でも、必死に何かしていることが楽しかったなということを覚えています。
何かに一生懸命取り組んでみたり、真剣に向き合ってみたり、してほしいなあと思います。
以上3年2組担任でした!
2021年6月16日水曜日
世界へ
長引くコロナ禍。行動を制限され、行きたいところに行けない今だけど、だからこそ自由に行き来できた頃のことが貴重でいとおしく感じる。
私の人生の原点となったと思えるのは、大学時代に行ったタイ。タイを含め、カンボジアやラオスなどの支援活動をしているシャンティ国際ボランティア会のスタディツアーに参加した。
この会はタイの農村で、図書館活動や奨学金支給など子どもたちへ教育支援を行っている。その村を訪れ、数日間ホームステイをした。
一緒に行った日本人の仲間とも別れ、一人一家庭にホームステイ。ドキドキの私を迎えてくれた中学生の女の子は、しっかりと私の手を握った。タイ語はわからないけど、その手の力強さで、大丈夫、と思えた。
着いた家は、薄い板で囲まれたような小屋。お世辞にも立派な家ではないし物も必要最低限の物しかない。でも、いつも私の手をしっかり握ってくれて、こっち、と引っ張ってくれて、とにかく安心感があった。家族数世帯がいつも一緒にいた。近くの市場に一緒に行き、その日の食事を買ってくれた。とてもありがたかった。たぶん、おいしい?と何度も聞いて気づかってくれた。とてもおいしかった。
学校にも一緒に行った。舗装されていない土の道を、自転車の荷台に乗せてくれて二人乗り。学校では日本からの珍しい来客に、教室の子どもたちは目をキラキラさせた。私のたどたどしい英語で、日本の紹介をした。内容もことばも恥ずかしいほどなっていないのに、みんな本当に目をキラキラさせて、話を聞いてくれた。休み時間にはみんな集まってきて、おりがみで盛り上がった。
ほんの数日の滞在だったが、大学生の私はその時まで感じたことがないくらい、タイの人々からやさしさとあたたかさを感じていた。そして「豊かさとはなにか」ということを、このとき強く考えた。日本は経済的には確かに豊かになっている。でも、心の豊かさでは、タイのあの子供たちに完全に負けていた。
あの経験からもう…30年近く経った。やっぱり心の豊かさでは負けてる気がするな…これからも迷いながら求めながら生きていくのだろう。
日本の子どもたちには、視野を広く持ってほしい。物事を違う視点から見ると、なにが「いい」かということが違って見える。
コロナ禍で世界に行くことをあきらめたり躊躇したり、チャンスがなくなっている人がいるだろう。でも、行きたいという思いは持っていてほしい。きっとあなたの人生を豊かにしてくれる。
担当:1年2組担任
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