2021年12月24日金曜日

メリークリスマス♪

12月24日 絆プロジェクト原稿

メリークリスマス        教頭です!



MERRY CHRISTMAS !
長い2学期を終え、今日はクリスマスイブ。生徒の皆さんに
サンタさんはプレゼントを持ってくるのでしょうか。いずれにしても、家族みんなでほっこりと過ごしてほしいそんな日ですね。

さて、我が家には3人の子供がいます。皆成人して独立しているので、それぞれがそれぞれのクリスマスイブを迎えています。でも、我が家でも子供達が幼い頃には、それなりにクリスマスイブを家族の一大イベントとして楽しみました。
我が家では、サンタさんは、寝静まった真夜中には来ませんでした。
クリスマスディナー(←というほどのものではない)が終えた頃、私は隠していたCDでサンタさんのソリがやってくる音を流し、裏口から出て玄関をピンポンダッシュします。
家の中からは「あ!サンタさんだ!」の声。玄関に全力疾走する姿を想像します。
でも、玄関にはプレゼントはなく、手紙が一通。

「フォ!フォ!フォ!みんな元気だったかな?いい子にしてたかい?今日はプレゼントを持ってきたよ。でも・・・あれ?ないぞ?・・どこに置き忘れたかな?・・ああ!わかった!下駄箱の中かもしれんぞ。見てくれ」なーんてなってます。
で、下駄箱を急いで見ると、またまた手紙が・・
「あーごめんごめん。ここじゃないあ。そうか!ソファーの下かも!」 という風に

子供達は手紙を見つけては家の中をあちこち探し回ります。
そして一番下の子のプレゼントが見つかり、
次に真ん中の子、
そしてやっと一番上のお兄ちゃんがプレゼントを手にします
これを一番下の子が事情を理解するまで続けました。
今でも心に残る子育ての楽しい思い出です。

最初に書いたとおり、もう子供達は巣立ちました。3人とも高校卒業後は大学に進学し、一人暮らしを始めました。
そして、一番上の子を一人暮らしに送り出したとき思いました。

「親子はずっと親子だけれど、毎日顔を合わせる期間はたった18年間だった」と。

 そう思ったけれど、下の2人も高校卒業後に、本人の望む進路へ進みました。そして一人暮らしへ送り出しました。そのたび、
「この子と一緒に暮らす、濃密な18年間が過ぎてしまった」と思うのです。
 
仕事と子育てを両立している時期は、あまりにめまぐるしい毎日に「早く大きくなって自立してほしい」と思ったことが何度あったことか。しかし、親子で毎日当たり前のように顔を合わせていた時間は限りあるものだったのだと、過ぎてから気づいたのでした。
 
 中学校の時、少し大人に近づいた自分をわかってほしくて、親に反抗したり大人に理不尽さを感じたり。会話するのも面倒な時期だったりします。親の方も、小さい頃に甘えてきた我が子の変容ぶりに戸惑い、悩むこともあると思います。

 でも、いつかは親元を離れ、自分の世界を広げていく子供たち。それは、同居だろうが一人暮らしだろうが関係ないと思います。だからこそ、けんかしていても冷戦状態でも言
うことのできる言葉
「おはよう」「いただきます」「ごちそうさまでした」


「おかえり」「おやすみ」「ありがとう」・・
お互いが目の前にいるからこそ言える、
そんな言葉を大切にしてもらえたらと思います。




 家庭によって、一緒に過ごす時間が18年だったり、ずっとだったり、場合によっては
18年より短かったり。それぞれ違います。でも、子育ての先は見えない。見えないからこそ、今一緒に過ごす時間をこの上なく大切なものとして過ごしてください。

もう、子供が手元にいなくなってしまった親の「ひとりごと」でした。

いよいよ2021年も終わりですね。良いお年をお迎えください。

新年の絆プロジェクトは校長先生からです!

2021年12月16日木曜日

さまざまなリボン活動

〇〇リボン活動  日本でも、いろいろなリボン活動があることを知っていますか。  

今回は、そんな〇〇リボン活動を紹介します。  

 10月は臓器移植普及推進月間でそのシンボルは『グリーンリボン』です。

   前任校では栃木県臓器移植コーディネーターを招いて、命の大切さの講演をしていただいたことがありました。

 2017年栃木県の山岳部の高校生がラッセル訓練中に死亡した雪崩事故で、犠牲になった県立大田原高1年の高瀬淳生(あつき)さんの眼の角膜ドナーの話も聞きました。

 日本でも、臓器移植への理解と、臓器移植意思表示カードの普及促進がすすむと良いと思います。  

 以前、旅行で飛行機を利用した際に、機内でピンクリボンキャンペーンをしていて、ピンクリボンを購入した事がありました。

 乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝えるためのメッセージが込められたピンクリボンですが、 病院や、保健・医療系の施設などの職員が一年中つけていたり、養護教諭の中にも、筆入れや、バックなどにつけているのを見たことがあります。  

 11月は児童虐待防止推進月間でした。その時のシンボルは『オレンジリボン』です。

 豊田中の生徒昇降口を入るとオレンジリボンが掲げられています。  

 小山市で起きた児童虐待事件がきっかけとなり、平成17年に市民団体が始めた運動で、『子どもの虐待の現状を広く知らせ、子どもの虐待を防止し、虐待を受けた子どもが幸福になれるように』というメッセージがこめられたリボンです。

 本校の校長先生の胸には、オレンジリボンがいつもついています。

 

 12月1日はエイズ予防デーでした。

 豊田中では昨年、給食保健委員会が中心になって啓発活動をしました。

 その時配布したレッドリボンです。

 今年度は啓発だけでしたが、来年度はまた、レッドリボンを作成したいです。

 これらの活動は、その考えに共感した人によって広められ、リボンの意味を知ってもらうための啓発や、みんなでその事を考えるきっかけになっていると思います。


  次は、教頭先生から皆さんにクリスマスメッセージが届けられます。 楽しみですね。

2021年12月15日水曜日

エネルギー教育を実施しました

11月29日 第5~6校時にエネルギーについての講話及びエネルギーミックスの作成を行いました。
まずは東京電力パワーグリッドの方々にエネルギー資源の話やSDGsへの取り組みについての講話を受けた後、異常気象の回避と環境の保全など、いろいろなところに気を遣いながら生徒自身のエネルギーミックス案の作成をしました。

《生徒の振り返り》から 

・持続可能な社会を作るためのベストミックスを考えるのはとても難しかった。
・地球温暖化を抑えるためにもエネルギーミックスの割合を考えるのは大切なことだと思った。
・再生可能エネルギーの割合を高くしたいが、コストが電気料金に跳ね返ってくるので、難しい問題だと思った。
・原子力発電は危険を伴うが、しばらくは併用する形で使わないと温暖化は抑えられないと思った。
・エネルギー資源の利用に関して詳しく知ることができ、自分の考えが変わるよい機会になった。
・友達のエネルギーミックスの説明を聞いて、自分の意見もよりよくできた。
・電力会社の方々が常に停電に備えて活動していることに感謝の念が沸いた。
・まずはカーボンニュートラルが1つの目標になることがわかり、大切な取り組みであることを感じた。
・大気中の二酸化炭素を減らすことは容易ではないことが分かった。
・東京電力の方々に来ていただき、授業を受けることができるのはとても貴重な体験だと思った。
・ゼロエミッション火力発電という取り組みを電力会社がしていることを知り、脱炭素が達成できる可能性を知ることができた。

持続可能な社会に貢献する未来社会の担い手として成長していく生徒の姿は、教師側の立場としても頼もしいと感じました。

以上 授業報告でした。

2021年12月1日水曜日

笑顔の12月にしよう

 時の移ろいははやいもので、今年も残すところあと一か月となりました。  

 今日から12月。月の異名で「師走(しわす)」というのはお馴染みですね。意味や由来は諸説あるようですが、「師」は僧侶のことであり、昔の日本では年末になると家に僧侶を呼んでお経をあげてもらう風習があり、そのため、年末は「師(僧侶)」が忙しくて走り回る時期であることから「師走」というようになった、という説が最も有力とされているようです。 また、12月の異称には次のようなものもあります。 
三冬月(みふゆづき)…旧暦では10・11・12月が冬なので、冬の3番目の月という意味 
梅初月(うめはつづき)…梅が咲き始める月 
歳極月(としはすづき)…一年の最後、歳の終わりという意味 
苦寒(くかん)…厳しい寒さに耐える月という意味 
春待月(はるまちづき)…旧暦では12月は冬の最後の月、次の季節は春なので
  春を待つ月という意味・・・
  (私はこの春待月という情緒ある響きが一番好きです。) 
年末の忙しさに加えて寒さも一段と厳しくなってくる12月ですが、寒さに負けず元気に過ごしたいものですね! 

さて、12月といえば…毎年恒例、京都の清水寺で発表される「今年の漢字」が気になる時期ですね。今年は12月13日(月)に発表予定とのことです。昨年は何という字が選ばれたか、覚えていますか?昨年の漢字は…「密」でした。コロナ禍で密を避けようと叫ばれた一年でしたね。2位以下も「禍」「耐」…と続き、ネガティブな言葉が上位を占めていました。  
さて、今年はどんな一字が選ばれるでしょうか。私も自分なりに今年の一字を考えてみました。現在のところ感染状況は抑えられているとはいえ、コロナ禍での生活であることに変わりはありません。でも、今年は、皆が新たな日常における様々な取組に果敢に挑戦し続けた1年、ということで、私は「挑」を挙げたいと思います。みなさんはどんな一字を選びますか? 今年も残りあと1カ月。2021年最後のひと月をみんなで笑顔で締めくくりましょう!     教務主任より
               次回はサポートクラス1組担任の先生です。お楽しみに!