2021年12月24日金曜日

メリークリスマス♪

12月24日 絆プロジェクト原稿

メリークリスマス        教頭です!



MERRY CHRISTMAS !
長い2学期を終え、今日はクリスマスイブ。生徒の皆さんに
サンタさんはプレゼントを持ってくるのでしょうか。いずれにしても、家族みんなでほっこりと過ごしてほしいそんな日ですね。

さて、我が家には3人の子供がいます。皆成人して独立しているので、それぞれがそれぞれのクリスマスイブを迎えています。でも、我が家でも子供達が幼い頃には、それなりにクリスマスイブを家族の一大イベントとして楽しみました。
我が家では、サンタさんは、寝静まった真夜中には来ませんでした。
クリスマスディナー(←というほどのものではない)が終えた頃、私は隠していたCDでサンタさんのソリがやってくる音を流し、裏口から出て玄関をピンポンダッシュします。
家の中からは「あ!サンタさんだ!」の声。玄関に全力疾走する姿を想像します。
でも、玄関にはプレゼントはなく、手紙が一通。

「フォ!フォ!フォ!みんな元気だったかな?いい子にしてたかい?今日はプレゼントを持ってきたよ。でも・・・あれ?ないぞ?・・どこに置き忘れたかな?・・ああ!わかった!下駄箱の中かもしれんぞ。見てくれ」なーんてなってます。
で、下駄箱を急いで見ると、またまた手紙が・・
「あーごめんごめん。ここじゃないあ。そうか!ソファーの下かも!」 という風に

子供達は手紙を見つけては家の中をあちこち探し回ります。
そして一番下の子のプレゼントが見つかり、
次に真ん中の子、
そしてやっと一番上のお兄ちゃんがプレゼントを手にします
これを一番下の子が事情を理解するまで続けました。
今でも心に残る子育ての楽しい思い出です。

最初に書いたとおり、もう子供達は巣立ちました。3人とも高校卒業後は大学に進学し、一人暮らしを始めました。
そして、一番上の子を一人暮らしに送り出したとき思いました。

「親子はずっと親子だけれど、毎日顔を合わせる期間はたった18年間だった」と。

 そう思ったけれど、下の2人も高校卒業後に、本人の望む進路へ進みました。そして一人暮らしへ送り出しました。そのたび、
「この子と一緒に暮らす、濃密な18年間が過ぎてしまった」と思うのです。
 
仕事と子育てを両立している時期は、あまりにめまぐるしい毎日に「早く大きくなって自立してほしい」と思ったことが何度あったことか。しかし、親子で毎日当たり前のように顔を合わせていた時間は限りあるものだったのだと、過ぎてから気づいたのでした。
 
 中学校の時、少し大人に近づいた自分をわかってほしくて、親に反抗したり大人に理不尽さを感じたり。会話するのも面倒な時期だったりします。親の方も、小さい頃に甘えてきた我が子の変容ぶりに戸惑い、悩むこともあると思います。

 でも、いつかは親元を離れ、自分の世界を広げていく子供たち。それは、同居だろうが一人暮らしだろうが関係ないと思います。だからこそ、けんかしていても冷戦状態でも言
うことのできる言葉
「おはよう」「いただきます」「ごちそうさまでした」


「おかえり」「おやすみ」「ありがとう」・・
お互いが目の前にいるからこそ言える、
そんな言葉を大切にしてもらえたらと思います。




 家庭によって、一緒に過ごす時間が18年だったり、ずっとだったり、場合によっては
18年より短かったり。それぞれ違います。でも、子育ての先は見えない。見えないからこそ、今一緒に過ごす時間をこの上なく大切なものとして過ごしてください。

もう、子供が手元にいなくなってしまった親の「ひとりごと」でした。

いよいよ2021年も終わりですね。良いお年をお迎えください。

新年の絆プロジェクトは校長先生からです!

2021年12月16日木曜日

さまざまなリボン活動

〇〇リボン活動  日本でも、いろいろなリボン活動があることを知っていますか。  

今回は、そんな〇〇リボン活動を紹介します。  

 10月は臓器移植普及推進月間でそのシンボルは『グリーンリボン』です。

   前任校では栃木県臓器移植コーディネーターを招いて、命の大切さの講演をしていただいたことがありました。

 2017年栃木県の山岳部の高校生がラッセル訓練中に死亡した雪崩事故で、犠牲になった県立大田原高1年の高瀬淳生(あつき)さんの眼の角膜ドナーの話も聞きました。

 日本でも、臓器移植への理解と、臓器移植意思表示カードの普及促進がすすむと良いと思います。  

 以前、旅行で飛行機を利用した際に、機内でピンクリボンキャンペーンをしていて、ピンクリボンを購入した事がありました。

 乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝えるためのメッセージが込められたピンクリボンですが、 病院や、保健・医療系の施設などの職員が一年中つけていたり、養護教諭の中にも、筆入れや、バックなどにつけているのを見たことがあります。  

 11月は児童虐待防止推進月間でした。その時のシンボルは『オレンジリボン』です。

 豊田中の生徒昇降口を入るとオレンジリボンが掲げられています。  

 小山市で起きた児童虐待事件がきっかけとなり、平成17年に市民団体が始めた運動で、『子どもの虐待の現状を広く知らせ、子どもの虐待を防止し、虐待を受けた子どもが幸福になれるように』というメッセージがこめられたリボンです。

 本校の校長先生の胸には、オレンジリボンがいつもついています。

 

 12月1日はエイズ予防デーでした。

 豊田中では昨年、給食保健委員会が中心になって啓発活動をしました。

 その時配布したレッドリボンです。

 今年度は啓発だけでしたが、来年度はまた、レッドリボンを作成したいです。

 これらの活動は、その考えに共感した人によって広められ、リボンの意味を知ってもらうための啓発や、みんなでその事を考えるきっかけになっていると思います。


  次は、教頭先生から皆さんにクリスマスメッセージが届けられます。 楽しみですね。

2021年12月15日水曜日

エネルギー教育を実施しました

11月29日 第5~6校時にエネルギーについての講話及びエネルギーミックスの作成を行いました。
まずは東京電力パワーグリッドの方々にエネルギー資源の話やSDGsへの取り組みについての講話を受けた後、異常気象の回避と環境の保全など、いろいろなところに気を遣いながら生徒自身のエネルギーミックス案の作成をしました。

《生徒の振り返り》から 

・持続可能な社会を作るためのベストミックスを考えるのはとても難しかった。
・地球温暖化を抑えるためにもエネルギーミックスの割合を考えるのは大切なことだと思った。
・再生可能エネルギーの割合を高くしたいが、コストが電気料金に跳ね返ってくるので、難しい問題だと思った。
・原子力発電は危険を伴うが、しばらくは併用する形で使わないと温暖化は抑えられないと思った。
・エネルギー資源の利用に関して詳しく知ることができ、自分の考えが変わるよい機会になった。
・友達のエネルギーミックスの説明を聞いて、自分の意見もよりよくできた。
・電力会社の方々が常に停電に備えて活動していることに感謝の念が沸いた。
・まずはカーボンニュートラルが1つの目標になることがわかり、大切な取り組みであることを感じた。
・大気中の二酸化炭素を減らすことは容易ではないことが分かった。
・東京電力の方々に来ていただき、授業を受けることができるのはとても貴重な体験だと思った。
・ゼロエミッション火力発電という取り組みを電力会社がしていることを知り、脱炭素が達成できる可能性を知ることができた。

持続可能な社会に貢献する未来社会の担い手として成長していく生徒の姿は、教師側の立場としても頼もしいと感じました。

以上 授業報告でした。

2021年12月1日水曜日

笑顔の12月にしよう

 時の移ろいははやいもので、今年も残すところあと一か月となりました。  

 今日から12月。月の異名で「師走(しわす)」というのはお馴染みですね。意味や由来は諸説あるようですが、「師」は僧侶のことであり、昔の日本では年末になると家に僧侶を呼んでお経をあげてもらう風習があり、そのため、年末は「師(僧侶)」が忙しくて走り回る時期であることから「師走」というようになった、という説が最も有力とされているようです。 また、12月の異称には次のようなものもあります。 
三冬月(みふゆづき)…旧暦では10・11・12月が冬なので、冬の3番目の月という意味 
梅初月(うめはつづき)…梅が咲き始める月 
歳極月(としはすづき)…一年の最後、歳の終わりという意味 
苦寒(くかん)…厳しい寒さに耐える月という意味 
春待月(はるまちづき)…旧暦では12月は冬の最後の月、次の季節は春なので
  春を待つ月という意味・・・
  (私はこの春待月という情緒ある響きが一番好きです。) 
年末の忙しさに加えて寒さも一段と厳しくなってくる12月ですが、寒さに負けず元気に過ごしたいものですね! 

さて、12月といえば…毎年恒例、京都の清水寺で発表される「今年の漢字」が気になる時期ですね。今年は12月13日(月)に発表予定とのことです。昨年は何という字が選ばれたか、覚えていますか?昨年の漢字は…「密」でした。コロナ禍で密を避けようと叫ばれた一年でしたね。2位以下も「禍」「耐」…と続き、ネガティブな言葉が上位を占めていました。  
さて、今年はどんな一字が選ばれるでしょうか。私も自分なりに今年の一字を考えてみました。現在のところ感染状況は抑えられているとはいえ、コロナ禍での生活であることに変わりはありません。でも、今年は、皆が新たな日常における様々な取組に果敢に挑戦し続けた1年、ということで、私は「挑」を挙げたいと思います。みなさんはどんな一字を選びますか? 今年も残りあと1カ月。2021年最後のひと月をみんなで笑顔で締めくくりましょう!     教務主任より
               次回はサポートクラス1組担任の先生です。お楽しみに!

2021年11月30日火曜日

絆プロジェクト~ 冷やし中華ではなく サックスはじめました~

皆さんこんにちは!今回は1年主任(音楽科)がお送りします。今年度2回目の出演が回ってきました。前回は「全集中!」の睡眠研究と大陸楽器「揚琴(ヤンチン)」について語りましたが、今回はこの夏の私の新たな挑戦「サックス」についてご紹介します。 どんな楽器かイメージできますか?
カーブが特徴的なこの楽器です。 声の音域と同じで「ソプラノ」「アルト」「テナー」「バリトン」など様々な種類があります。 起源は1840年初頭、楽器制作者のアドルフ・サックスによって発明されました!そうなんです、楽器の名前は発明者の名前! 前回、私が台湾に3年間生活していた話をしましたが、台湾はサックスの生産数がトップクラスなのです。近年は非常に品質が高まり、世界中の有名なプレイヤーが台湾産のサックスで演奏活動をしています。         
〔写真は台湾(台中)にある博物館〕 ジャズなどで有名なサックス。クラシックの世界では3年生が学習するムゾルグスキーの「展覧会の絵」の中で「古城」という曲を鑑賞しました。近年ではオーケストラでも使用されることが増えてきたサックスは、吹奏楽界でも非常に華やかな存在です。
〔写真は台湾で年に1度行われる世界楽器展示会〕 前向きに頑張る中学生に刺激され、「何かチャレンジしてみよう!」と思い立ち、私もこの夏ついに「MY SAX」を手にしました。何ともつややかな音色。クラリネットには出せないビブラートの美しさ!放課後密かに練習をしていると、音楽室を覗いてくださる先生方もいました。今年の夏はサックスの練習と、多くの皆さんたちの母校「豊田北小」「豊田南小」の校歌の吹奏楽バージョンの編曲、オンライン配信勉強など、私なりに目標を持って暑い夏を乗り切りました。 皆さんの夏も終わり、季節は冬へと突入ですね。冷やし中華やマンゴーの季節は終わりましたが、いよいよ「紅まどんな」(みかんの仲間)の季節がやってきます。 頑張っている自分に、時々ご褒美を与えつつ、新しいことにチャレンジする気持ちを持って頑張っていきましょう! 次回は、本校教務主任の出演です!!お楽しみに!

2021年11月3日水曜日

It’s Banana O’Clock!

Hello, everyone. Let’s have a quiz. Are you ready?
Hint 1: This is a fruit. Hint 2: It’s sweet and cheap. Hint 3: It’s yellow and it’s famous in the Philippines. What’s this?
If you answered “banana”, you’re right!
I like bananas very much. Do you like bananas, too? There are a lot of bananas in my country. They are sweet, cheap, and good for you. You can eat them during breakfast or have them as a healthy snack.
In Japanese supermarkets, you can buy bananas from the Philippines. However, some people just throw bananas away when they already have black spots on them. Bananas become overripe too quickly and throwing them away makes me a little sad. I think that it’s such a waste to do this.
So, let me share some simple banana recipes that are delicious and easy to make.
"Simple Banana Recipes for You"
Banana Choco (Almond) Bread
Ingredients:
3 ripe bananas. 1/2 cup oil (or butter). 2 eggs. 1/2 cup brown sugar. 1 1/2 cup flour. 1 tsp baking soda. 1 tsp salt. 1/2 tsp vanilla extract. 1/2 cup chocolate chips. 1/2 cup sliced almonds. (*You can also use walnuts or raisins for toppings.)
1) Mash bananas in a bowl. 2) Add eggs, sugar, and oil (*wet ingredients). Mix. 3) In another bowl, mix the flour, baking soda, and salt (*dry ingredients). 4) Add the *dry ingredients to the *wet ingredients. Mix well. 5) Add the vanilla extract and chocolate chips. 6) Put the batter in a mold. 7) Put some chocolate chips and almonds on top. 8) Bake for 35-40 minutes at 180°F. 9) Check the bread with a baking stick or toothpick. If it’s clean, your bread is ready.
You can have it with tea or coffee. It’s really good!
Maruya (Filipino Banana Fritters)
Ingredients:
5/6 ripe bananas. 1 tsp cinnamon. 1/2 cup brown sugar. 1 cup flour. 1 tsp baking powder. 1/2 tsp salt. 1 1/2 tsp vanilla extract. 1 egg. 1 cup milk. 1 cup oil (for frying). powdered sugar/ cinnamon sugar (for *toppings).
1) Mash bananas in a bowl. Set aside. 2) In another bowl, put flour, baking powder, cinnamon, sugar and salt. Mix. 3) Add mashed bananas, egg, vanilla extract and milk. Mix well. 4) Heat the pan and put oil in it. 5) Using a spoon or a cup, take some batter (at least 1/2 cup) and put in the pan. Fry both sides until golden brown. 6) You can add powdered sugar (or cinnamon sugar) on top.
It’s a sweet banana treat that kids will love! Bon appetit!
Turon (Filipino Banana Rolls)
Ingredients:
4/5 ripe bananas. 8/10 spring roll wrapper(s). 1 cup brown sugar. 2 cups oil (for frying). sesame seeds (for *toppings).
1) Slice each banana into four pieces. Set aside. 2) Put sugar in a plate. Coat the bananas with sugar. 3) Put two slices of coated bananas on a spring roll wrapper. Roll them like spring rolls. 4) Put oil in a pan and heat it. 5) Fry the banana rolls until they are golden brown. 6) Add sesame seeds on top.
This is sweet, crispy, and delicious!
Try these simple recipes at home, too. They are delicious and very easy to make. Happy cooking!

2021年10月28日木曜日

昭和生まれに贈るネタ


相談室よりお届けします。 私は、どこからどう見ても昭和生まれなのですが…。お年頃なのか、うっかり昭和ミスをかましてしまいます。 この記事に共感してくださる方は同世代かもしれません。




①小山駅ビルのロッテリアの話をしたかったのに、口が勝手に「ドムドム」と言っていた。












②「おむつ」を「おしめ」と言ってしまう。  「バギー」を「うばぐるま」と言ってしまう。  












③赤いウインナーを何となく恋しく思う。










④甥っ子に「へー!戦後30年生まれなんだ!」と言われてへこむ。











⑤レディーボーデンにときめく。













⑥実家にベータのビデオテープがある。













⑦親が「ディズニーランド」を上手に言えない。   そして、ディズニーランドの開園当時を覚えている

などなどなど。

今密かに昭和ブームとのこと。 「エモい」と言われているものたちは、私にとっては甘い思い出の品物…


そして、同い年のY先生と“キンカ堂”“長崎屋”の話をしている私でした。


めでたしめでたし。

2021年10月20日水曜日

みなさんこんにちは、今回は事務室のARMYがお届けします。

豊田中学校の廊下には「マンガの世界から心に残った名場面紹介します」という2年生の作品が飾られています。私も漫画が好きなので、どんな作品のどの場面を紹介しているか、つい立ち止まって読んでしまいました。

そんなこともあり今回は、私が好きな漫画の中から親の世代にやっていて最近リメイクや続きが描かれた漫画をすごく簡単に紹介したいと思います。親の世代の漫画と最近の漫画なので親子の話題になればいいなと思います。

 

最初に紹介する作品は「シティーハンター」です。1985年スタートの作品になります。

東京・新宿でボディーガード・探偵等を請け負うスイーパー(始末屋)の活躍を描くハードボイルドコメディーな作品です。親の世代なら知っている人も多いと思います。

家族愛をテーマとして「シティーハンター」をリメイクし、同作のパラレルワールドを描いている作品が「エンジェル・ハート」になります。2001年から2017年まで続き、2015年にはテレビドラマも放送された作品です。

どちらも心がふるえる作品なので、興味があればぜひ読んでみてください。






次に紹介する作品は「タッチ」です。1981年スタートの作品で野球漫画に分類されます。

明青学園野球部が甲子園を目指す野球漫画ですが何を話してもネタバレにしかならなそうなので知らない人は読んでみてください。

タッチの舞台となった明青学園の30年後を描いた作品が「MIX」になります。2012年スタートし今も連載されている作品です。

MIXは作者あだち充の過去作の要素のミックスを意味しているそうです。「タッチ」や世界観を同じくする「みゆき」からキャラクターが再び登場し、作中での現状が描かれています。






最後に紹介する作品は「るろうに剣心明治剣客浪漫譚」です。1994年から1999年まで連載された作品です。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた伝説の剣客が明治維新後は不殺を誓い、流浪人として生きていく話です。2011年には実写映画化され2021年には最終章The Beginningが上映されました。

るろうに剣心明治剣客浪漫譚の続きの作品になる、「るろうに剣心明治剣客浪漫譚北海道編」が2017年に始まりました。北海道を舞台に過去の敵が仲間に加わり新たな敵と戦います。






簡単な紹介で申し訳ありませんが、今回はこれで終わりたいと思います。気になった作品があれば是非読んでみてください。

次回はSCがお届けします。お楽しみに!



2021年10月13日水曜日

都道府県 魅力度ランキング 第7位 福岡県の巻

こんにちは ~♬

今回は事務室からお届けします。

 さて先日、都道府県の魅力度ランキングが発表されました。
 ここで7位にランクインした私の実家がある福岡県について紹介したいと思います。
神戸生まれ、福岡育ちの私が 栃木県にきて「えっ!」と驚いたことがあるのでいくつか紹介しますね。

 1. 配膳の位置が違う

 関東の配膳の位置は皆さん給食でおなじみですね。 
ところが、関西・九州では汁物の位置が異なります。 
もう半世紀以上、ウエスタンポジションで食べているので給食の時は、
ひとりだけ汁物を左に置いて食べています。

2.ゴミ収集のルールが違う。 


ゴミだしの時間は、日没から夜中の12時まで。 

朝のニオイなし!防犯・防災にも役立つ 
福岡で、夜間収集が徹底したのは高度経済成長のさなかの1961年ごろ。 
モータリゼーションの幕開けとともに、「交通渋滞を避けるため導入した」そうです。 
思わぬ効果としては、カラスが眠っている時間帯なので、ごみの散乱が少なくなった。




約190台のパッカー車が夜、街を駆け巡ることで、防犯・防災にも役立っているそうです。 
集合住宅は共同の収集場所がありますが、戸建て住宅は家の前に置いておけば 収集してくれます。

3. 連節バスが走っている。 



渋滞緩和・輸送力アップのために2016年から導入されました。 
2台の車両を連結して作られており、3カ所のドアから乗り降りします。 
運転手さんの力量が問われますね。 
ちなみにこれを運転できるのは、7年間の無事故が条件だそうです。 


4. 肉まんには「たれ」をつけて食べる。


 こちらに来て、コンビニで肉まんを買った時に
「店員さんがたれを入れ忘れてる。」と 大騒ぎしてしまいました。 
うちで、食べるときも必ず酢醤油か味ぽんをつけて食べます。 
さっぱりと食べられるので、試してみて下さい。


 5. ラーメンは大盛りではなく替え玉が基本。 





博多ラーメンは、ごらんの通り細麺です。 
大盛りを頼んでしまうと、食べている間に麺がのびてしまいます。 
替え玉は100円ぐらいでできるので、遠慮なく注文しましょう。 


いかがでしたか?

そのほかにも、「コシのないうどん」「もつ鍋」「ひと口餃子」など おいしい物がたくさんあります。

みなさんも、いつか博多で食べ歩きを楽しんでくださいね。

 次回は、事務室のARMYがお届けします。

2021年10月6日水曜日

こんにちは。今回は、サポーターのNです。

神無月に入りました。日本中の神様方が、出雲の国(島根県)に集まって会議をされると言われています。 下野の国(栃木県)の神様もおでかけなさると思うので神無月です。ちなみに、神様方が集まる出雲地方では、神有月になるそうです。 コロナ禍でも、神様サミットはあるんでしょうかね? 

私事ですが、数年前から(ブームとしては遅いのですが)御朱印をめあてに、神社めぐりに出掛けるのが楽しみでした。もちろん、今は行けていません。 たくさん神話もある出雲に、1度行ってみたいものです。
そういえば、出雲大社の分社が常陸の国(茨城県)にあります。ここには、お参りしたことがあります。祭神は、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)で、「だいこくさま」「縁結びの神」と広く親しまれています。立派なしめ縄が印象的でした。  


   御朱印は、後参拝の証です。
   観光記念スタンプとは区別してください。 

と記されていますが、様々な種類があるのでとても魅力的です。
 
コロナ禍で、不要不急のおでかけができない日々が続いていますが、落ち着いたらどこかに御朱印をいただきに行きたいと思っています。 今は、できる事を日々楽しんでいきましょう。 >
次は、事務室のマドンナです。お楽しみに。

2021年9月29日水曜日

 アゲハチョウ    A swallowtail butterfly
秋のお彼岸も明け、季節は秋へと移り、朝晩涼しくなりました。 今回は英語科のTT教員が担当します。 昨年の夏に6年間、肺の難病を患っていた温厚な父が、突然帰らぬ人となりました。父は若い頃から山好きで、 友人や職場の人たちとよく山歩きをしていたそうです。 父が独身時代に撮った写真の中に、山の写真が数多く残っていました。  私が幼い頃、家族でよく那須や日光、尾瀬などの山歩きを楽しみました。山好きな父の子どもの私もやはり山好きで、 最近までは山ガール?!だったのですが、コロナ禍、父の死により山離れを1年以上しています。 父の死から11か月経った頃、母が突然私にこう言いました。 「昔、お父さんとよく行った筑波山に行ってみたい」と。父が亡くなる2カ月前に、母の運転で父と一緒にドライブに出掛けたそうです。 私は県外に出るのにためらいはありましたが、ずっと気落ちしている母の気分転換になると思い、梅雨明けしたばかりの夏空の下、出掛けました。 筑波山は日本百名山の中で最も標高が低い山で、男体山(871m)と女体山(877m)2つの山からできており、 ケーブルカーやロープーウェイも利用できるので、軽装でも登りやすい山として人気です。母と私はロープーウェイを利用して女体山を目指しました。 やはり、コロナの影響で、登山客、観光客はまばらでした。ロープーウェイ乗り場や お土産売り場などで、コロナ対策が万全にされていたので安心して歩くことができました。
山の空気は澄んでいて、夏とは思えないほど涼しい風が心地良く、 眼下には霞ケ浦が太陽の光を反射してキラキラと水面を輝かせ、鳥たちのさえずりに心癒され、山のエネルギーを感じながら 森林セラピーを楽しみ歩くことができました。 頂上では眺望を思い存分眺め、思い思いの写真を撮りました。   短い時間でしたが、久し振りに母と二人で楽しく、おしゃべりしながら山歩きを楽しめて、リフレッシュできました。 その夜、自宅で写真を見ていたところ、山頂で撮った1枚の写真の中で、私のすぐ隣にアゲハチョウが写り込んでいたのを見つけました。 それを見た瞬間、そのアゲハチョウは私の父なのではないか?と、なぜか思いました。標高877mの高さをアゲハチョウは飛べるのかと、疑問に思ったからです。 調べてみると、ふつうのアゲハチョウは高さ数十メートルしか飛べないそうなのですが、たった1種類だけ4000mの高さを飛び、 移動距離が一日で100kmも飛べるチョウがいたのです。それはオオカバマダラでした。 調べているうちにアゲハチョウは縁起の良い、スピリチュアルな生き物の一つであり、色々な意味があることが分かりました。 そのうちのいくつかをご紹介します。 ●運気上昇、吉兆を表す幸運のシンボル ●天界と人を繋ぐシンボル ●「揚羽」と書いて「運が良い方向に向く」ことを知らせる生き物 ●変化と復活のシンボル            等々 私が特に気になったのが、「天界と人を繋ぐ」でした。亡き人があの世からメッセージを送りたい場合に、アゲハチョウになり、 何らかのメッセージを伝えようしてこの世に現れるそうなのです。 きっと父は蝶になり、私たちの様子を見に、筑波山までひょっこり飛んで来たにちがいありません。その後も何度か、 同じような柄の蝶が私の周りをひらひら飛んできました。そして、父が私の夢に出てきてこう言いました。「ナミ子、今までありがとう」と。 これが、亡き父が私を通して、 母に伝えてほしいメッセージだったという事に気づいたのです。  同じような不思議な体験をされたこと、皆さんもありますか? 昔から言い伝えられている日本や外国における迷信には先人の知恵、生活習慣や作法の教え、人生の教訓などの意味が込められています。 世界と日本の迷信に興味を持たれた方は調べてみてはいかがでしょうか。 次回は、第一学年特別支援サポーターの先生がお届けします。 どうぞお楽しみに。

2021年9月22日水曜日

和食のお話

 夏休みが終わり、2学期が始まると私は「給食ってありがたいな~」と強く思います。  これはある日の給食です。
2013年12月、日本の伝統的な食文化である「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。 このニュースを耳にしたとき私は、和食の素晴らしさが世界に認められたと、とても誇らしい気持ちになりました。和食は、主食である米飯と汁物におかず(菜)を2,3種類組み合わせた一汁三菜(または二菜)の食事が基本です。 私が考える和食の魅力は、、、 ○栄養バランスが良いこと。(沢山の食材を使い、いろいろな栄養が摂れます。) ○ヘルシー(洋食に比べ低カロリー)であること。(脂質や糖が少ないから。) ○盛り付けや器が美しいこと。(私もお気に入りの食器を使い、盛り付けを楽しんでいます。) ○旬の食材(野菜や魚)を使うこと。(私は、野菜を直売所で買っています!安くて、新鮮で美味しくておすすめ!) ○季節感を楽しむこと。(秋が好きです。栗やサツマイモがおいしい!) また、年中行事に関わる行事食があることも和食の特徴です。  いかがでしたか。和食が食べたくなったでしょう。  家庭科担当でした!

2021年9月6日月曜日

豊田中のみなさんへ
   夏休みが終わり、2学期がスタートしました。コロナ禍で迎えた2回目の夏休み、みなさんはどう過ごしましたか?家で過ごす時間が多い中、テレビでオリンピックを観戦し、日本人選手の活躍に声援を送った人も多いのではないでしょうか。    
  1年延期して実施された東京オリンピック。今年のオリンピックでは、サーフィン、スケートボード、スポーツクライミングなど新競技が導入されたことも話題となりました。
  スケートボードといえば、史上最年少のオリンピックメダリストが誕生しました。わずか12歳の開心那(ひらきここな)さんが銀メダル。続いて13歳の西谷椛(にしやもみじ)さんの金メダル。皆さんと同世代の若い選手の、世界レベルでの活躍に、勇気と元気をもらった人も多かったことでしょう。
  では、最高齢のメダリストは…?
それは、馬術で銀メダルと銅メダルを獲得した、オーストラリア代表アンドルー・ホイ選手で、なんと62歳!62歳で競技を続けていることだけでもすごいことなのにメダリストとは!選手村では時々運営スタッフと間違えられていたそうですが…(笑)
  このような選手たちの活躍に、「何歳でも偉業を達成できることの証明」であり、「ベストを尽くすことに年齢は関係ない」ということを教えてもらいました。
  また、今大会では、3大会ぶりに復活した種目がありました。野球とソフトボールです。特にソフトボールは、やるのも観るのも好きで(中学時代ソフト部でした🥎)、特に注目していました。ピッチャーの上野由岐子選手は今年39歳。13年前の北京オリンピックでの優勝の瞬間のシーンは、今でも脳裏に焼き付いています。
 そのときの大会同様、今回も決勝での対戦相手はアメリカ。しかもアメリカのピッチャーも13年前と同じ、アボット選手。まさに宿命のライバルですね。そして今回も見事日本の勝利!試合後の上野由岐子選手のコメントのラスト「諦めなければ夢は叶う」という言葉がとても感動的でした。
 残念ながら、3年後のパリ・オリンピックの種目にソフトボールはありません。そのため7年後のロサンゼルスでの再復活を願うばかりですが、7年後となると上野選手は46歳。さすがに現役は無理だよね…と思っていたら、インタビューで「…投げることがすごく好きだし、楽しい。楽しいからこそ、投げられるまで投げていきたい。もしその時まで私が投げていたら、再度マウンドに立つことがあるかもしれません。」と答えていて、心打たれました。
 やはり「ベストを尽くすことに年齢は関係ない」「挑戦することに年齢を気にする必要はない」ということですね!改めて「限界を決めずに挑戦し続けることの素晴らしさ」に気づかせてもらったような気がします。
 その後のパラリンピックでも、日々繰り広げられる熱戦の数々と、日本人選手の大活躍に興奮と感動の連続でした。まだまだ心配と不安の尽きない毎日ですが、選手の皆さんからたくさんの元気と勇気と笑顔をもらって、自分も頑張ろう‼という思いで2学期のスタートを切ったところです。2学期も、一緒に明るく元気に楽しく過ごしていきましょう。
                                    次は養護教諭の先生です。お楽しみに!

2021年7月20日火曜日

「17才のキミへ」と私


  中学の同級生だった吉田君は、高校の時、ラグビーの練習中に頸椎を骨折し、一時は命さえも危ない状態でした。
目が覚めた時、彼に告げられた言葉は「首から下は一生動かないかもしれない」というものでした。17歳という年齢に、その言葉はどれだけ辛く、悲しいものであったか、想像に難くありません。吉田君も、しばらくの間は、生きることより死ぬことを考えていたそうです。

でも、首から下が動かない彼は、死ぬこともできなかったと語っています。
そんな彼が立ち直るまで、そして厳しいリハビリに耐え、松葉杖で歩けるようになるまで、多くの人が支え、励まし、当然、吉田君も血のにじむような努力をしました。

今はカメラマンとして、あちこちを飛び回り、活躍しています。 
 
私は同級生と言っても、クラスは一度も一緒になったこともなく、小学校も別だったので、一言二言しゃべった程度の知り合いでした。
別の高校に進学したので、それこそ中学卒業後は話す機会さえありませんでした。

そんな高校時代に、通学する電車の中で「吉田君、首のけがをして入院しているんだって。もう、首から下は動かないらしいよ」と友達が教えてくれました。
もちろん名前も知っていたので、「かわいそうに・・・」と会話したのは覚えています。
でも、自分が何か関わろうとまでは思いませんでした。

そんな私と吉田君が、中学を卒業して何年も(何十年も)経ってから、出会うきっかけがありました。
それは、教職員用の冊子に、吉田君が母校の佐野高校で講演をした内容が特集されていました。それを読み、初めて吉田君が壮絶な人生を歩んでいたことを知り、涙が出ました。
吉田君の事故を知っていながら、知らなかった長い時間について思いを馳せました。

しかし、人生とは不思議なものです。
そんな私に、栃木県版の道徳資料を編集する仕事が任せられ、新たな道徳資料の題材として、吉田君の出来事が採用されることになったのです。
吉田君の講演内容をダイジェストにまとめるのは困難な作業でしたが、吉田君の思いを想像しながら「17才のキミへ」という題名で書き上げました。 

それがきっかけで、当時私が勤務していた学校に来ていただき、生徒たちに向けて講演をしていただきました。
お互い、何十年も経っての再会でしたので、懐かしいやら、恥ずかしいやらでしたが、本当に会えたことがうれしく感動しました。

そして今も、交流を続けています。 実は「17才のキミへ」が電子書籍として出版されることになりました。私がまとめた文章ではなくて、吉田君が書いた自叙伝です。
道徳の資料とは違った、人間の弱さや道徳的ではない部分も書いてあるそうです。
自分の人生が道徳の資料にはなったけれど、聖人君子のような、お涙頂戴みたいな物語にはしてほしくないと。 ・・・吉田君らしいなあと思いました。

人生の試練て、人それぞれ違うと思います。
吉田君の試練は想像もできないほど大変なものだったでしょう。
きれい事だけでは乗り越えられないと思います。
じゃあ小さな試練はきれいに乗り越える?それも違います。  

人間だもの、いやなこと、辛いことがあれば、憎んだり、苦しんだり、時には口汚くなってしまったり、心で吠えてしまったりあるはずです。
ずるいことをしてしまったり、さぼってしまったり、そういうこともあるかもしれません。でも、そんな時にも立ち直る一筋の光となるのが、夢だったり、家族の愛だったり、友情だったり、本当は自分を好きな気持ちだったり・・・人によってこれも違うのでしょう。
吉田君にも、立ち直るための様々な「きっかけ」がありました。
うまくいかなくても、思ったようにならなくても、格好悪いことがあっても、一生懸命生きていれば、いつか自分らしい生き方を見つけることができる。
それが実は一番格好いい生き方なんだと吉田君から今更ながら教えてもらった気がします。


長々と私と吉田君のエピソードを書きました。
ずっと中学校の教員として働いてきた私には、絶対譲れない事があります。
それは、中学校の友達は特別だよ!ってこと。
何が特別って、「ふるさとが一緒」ってことです。
何十年ぶりに会った私と吉田君をつなぐものは、やはり共通のふるさとの思い出でした。
何十年も違う道を歩んできた人間同士が、一瞬にして言葉を交わし、笑顔を作れるのです。そして、互いのこれまでの生き方を労い、またこれからも頑張ろうねと励まし合っています。  

豊田中の生徒たちはいつも仲良しです。
これからも一緒に笑って、悩んで、思い出を作ってほしいと思います。
それぞれの世界に飛び立っても、ここがみんなの「ふるさと」であってほしいと思います。

今回の担当は教頭でした。次回の担当は教務主任です。お楽しみに!
 

2021年7月7日水曜日

心の止まり木を探してみよう

こんにちは。今回の絆プロジェクトは2年2組担任がお送りします。

雨の日が多いこの季節、外出が難しいですが、その分読書がはかどりますね。
というわけで、前回に引き続きお気に入りの本を紹介していきたいと思います。



今回ご紹介するのはこちら。



『考える教室 大人のための哲学入門』
(若松栄輔、NHK出版)という本です。

「大人のための」と書いているのですが、
中学生にとっても身近な話題がたくさん挙げられています。

例えば、 “はじめに-「読む」とは何か” の一節には、
次のように書かれています。

学校では、教師がどう理解したかについて教えることが多いように感じられます。しかし、私たち個々の人生にとって大切なのは、人の考えを鵜呑みにすることではなく、それと向き合い、自分の考えを深めていくことです。



「哲学」と聞くと、見えない世界のことや見えないもののことを考える、難しい学問のイメージがあります。しかし、この本を読むと、そんな哲学のイメージがまるごと変わります。ソクラテス、デカルトといった有名な哲学者さえも
「よく生きるってどういうことだろう」
「なぜ学ぶんだろう」
といった、とても身近なことに悩み、真剣に考えていたことが分かります。



学ぶことについて、デカルトという哲学者は
「ある種の精神の持ち主は、他人が20年もかかって考えたことすべてを、2つ3つの言葉を聞くだけで、1日で分かると思い込」んでしまう
と語っています。

例えば、中学3年生の数学で習う「平方根」の考えは、今から3000年以上昔から考えられていたものだということが分かっています。長い長い時間をかけて、数え切れないほどの人たちが悩みながら、改良してできたものが、今の教科書に書かれている「平方根」の考え方なのです。

こうした内容を1度の授業で完全に理解するのは、なかなか難しいことです。
もしかすると
「なんでこんな面倒なことを昔の人は考えたんだよ!」
「なんでこんなの勉強しなきゃいけないんだよ!」
とすら思うかもしれません。
でも、そこで考えるのを諦めたり、分かったつもりになったりせず、昔の人たちがたどってきたように悩み続けながら、答えに近づいていくことが大切だということを、デカルトは言っているのです。



そんなデカルトの言葉を踏まえて、「学ぶこと」について若松さんはこう言います。

勉強をすることは、もちろん素晴らしいことです。でも、どれだけ勉強しても私たちはそこから、人から教えられたことしか学ぶことができません。自分で探さなければならないことは、自分で探すしかない。デカルトはそのことに気がついた。真の学びとは、勉強の外に自分が出会うべきものを見つけることなのではないか。デカルトはこう考え始めるのです。



2週間後には夏休みが始まり、自分の時間が増えることと思います。たくさんある時間を使って、「自分が出会うべきもの」を探す夏休みも良いかもしれませんね。


※ 概要欄にデカルト著『方法序説』など、おすすめの本も載せられています。



次回もお楽しみに!

2021年7月2日金曜日

豊田中の皆さんへ

 湿度が高く、蒸し暑い日が続いていますが、体調は大丈夫ですか? 私は先日、冷たい飲み物を取りすぎてしまっておなかを壊してしまいました。 水分を摂取する際には、その取り方に気を付けてくださいね。
 さて、今年、サポートクラスは学級菜園でキュウリとミニトマトを作っています。 4月末に苗を植え、支柱を立てました。 その後、水をあげたり、肥料をまいたり、草取りをしたりと サポートクラス全員で育ててきました。 苗は順調に大きくなり、今、収穫期です。 次の写真は、7月1日現在の学級菜園の様子です。 
         ①
         ②
                        
 採れたての野菜は、みずみずしく新鮮でおいしいです。 そのまま食べたり、キュウリは漬物を作ったりして、それぞれに味わって食べています。 キュウリもトマトも夏が旬ですが、今が旬の食材は他にもたくさんあります。 野菜でいうと、ピーマン、かぼちゃ、とうもろこし、なす、枝豆など。 果物でいうと、さくらんぼ、すいか、すもも、パイナップル、キウイなど。 魚でいうとアユ、マス、アジ、カツオ、イワシなどです。

 旬の食材には、次のようなメリットがあります。
 ・新鮮でおいしさが増す。
 ・栄養価が高い。
 ・多く収穫できるので価格が安くなる。
 
 栄養価の面でいうと、 トマトの場合、ビタミンの一種であるカロテンが、 旬を迎える7月は、それ以外の時期(例えば11月)に比べると 約2倍含まれているそうです。 また、ほうれん草に含まれるビタミンCは、 旬を迎える12月は、それ以外の時期(例えば9月)に比べると なんと約5倍も含まれているそうです。
 このように、旬の時期とそうでない時期では、 栄養価に大きな差がある場合があります。 そういったことからも、 旬の食材を知り、積極的に取り入れることは大切だと感じます。
 梅雨が明けると、本格的な暑さになることが予想されますが、 旬の食材を取り入れ、1日3食しっかり食べて、夏バテをしないように 気をつけて過ごしましょう。                             サポートクラス2担任より