2021年5月18日火曜日

絆プロジェクト  他県の絆と新しいことへのチャレンジ

 豊田中学校に関わるみなさんこんにちは。今回は3年1組担任が投稿します。昨年度の絆プロジェクトの投稿で、学生時代、私が新潟県に住んでいたことは紹介したと思います。  今回は学生時代に取り組んでいた。部活動について紹介します。新潟県といえば、やはり「スキー」ですが・・・  オリンピックの種目にあるようなタイムを競う「アルペンスキー」ではありません。
 はたまた、最近オリンピックでも注目されている「フリースタイル」でもありません。
 私が所属していたのは「基礎スキー部」です。  なんか地味な名前ですね。しかも「基礎」なんて言葉がつくと、一段と地味で、基本的なことしかできないのか・・・と疑問に思うかも知れません。大学1年で始めて基礎スキーという存在を知ったときの私もそうでした。  しかし、英語にするとDemonstration(デモンストレーション) Skiといいます。 簡単にいうと、『見る人に迫力を感じさせる、感動を与えるスキー』です。 滑っているときにこんな格好いいシルエットになることもあります。
気になった人はぜひYoutube等で検索してみてください。もしかしたら私が学生時代に所属していたチームが出てくるかも知れません。  私は家族で年に1・2回行く程度で本格的に競技経験のない素人で入りました。 春から夏はスキーではなく「ローラーブレード」に履き替えて、イメージトレーニング。そしてひたすら筋トレ。部の仲間と球技をやって体力づくり。  冬になりシーズンインを迎えると、スキースクールでアシスタントとして働きながら毎日ナイターで練習。2月~3月には長期で合宿に入り、部員とひたすら滑り込みました。  そんな甲斐あって、入部したては素人だった人も卒業する頃にはスキー1級を取り、さらにその上のテクニカルプライズやクラウンプライズという級を取るところまで成長する人もいました。 何よりよかったのは、大学で部活に入ると交友関係を広げることができます。 北は北海道から南は広島まで。学生時代に切磋琢磨した仲間が全国にいることは自慢です。 何より私たちの代は全国大会で総合7位という成績でしたが、かわいい後輩たちが全国大会で優勝し、日本一になったとき、自分事のように喜べる同期の仲間がいることが心から誇らしいです。  やはり、学生時代に初めての経験だけど、頑張った!という経験や、それによってできた仲間は人生の中での財産です。  豊田中生のみなさん、今取り組んでいることに対して、「つらい」「やめたい」「何のためにやってるんだろう」と考えることもあるかもしれません。  でも、本当に大切なことって「終わってからやっと見つかる」ことが多いです。小さなことでも大丈夫です。目標を作って努力していってください。 次は2年1組担任の先生です。今年も豊田中の絆をつないでいきます。