さてさて、休校期間でできた時間、皆さんはどんなことに使いました?
前回紹介した「4分間耐久腹筋サーキット」はやってみましたか?
腹筋ムキムキになりましたか?
↓ 以前紹介した動画はこちら! ↓
https://www.youtube.com/watch?v=ytZtqyj3Rxw&t=5s
どのような目標を立てて過ごすか、いかに時間の使い方を工夫するか、
自分への厳しさが試された3ヶ月だったと思います。
とか言いつつ、やっぱりついつい遊んだり、
ゆっくりしたくなっちゃいますよね。
私も休日、自分の部屋でのんびりする時間が増えました。
そんなある日、自宅の本棚を見ていると…
『東大読書』 西岡壱誠 著
そうです、あの東大です。
高校最下位の成績から、
2回の受験失敗を乗り越え
東大合格を果たした西岡さんと
いう方が書いた本です。
ところで皆さん、お気づきでしょうか…?
『京大読書術』
粂原圭一郎 著
粂原圭一郎 著
はい。
京大版もあるんです。
著者である粂原さんは、
中学生の頃に千冊以上の本を
読み、偏差値95をたたき出した、
まさに勉強の鬼のような人です。
出身大学も境遇も異なる2人が書いた読書術、いったい何が違うのでしょうか。
と、いうわけで、今回はこの2つの「読書術」に関する本を読み比べてみました。
① 東大式・京大式、2つの「読書術」の共通点
この2つの本に共通する姿勢があります。それは、
本や文章を「読む」だけで満足しない
ということです。
本や文章を読んで「やっと読み終わった!」と思ったけど、
「どんなことが書いてあったの?」と聞かれると
うまく答えられない…
こんなことにならないように、例えば『東大読書』では、
同じテーマで書かれた2つの本を読み、
共通点や相違点を見付ける
という「パラレル読み」という方法を提案しています。
学校で例えるなら、同じ教科で別の2人の先生の授業を受けて、
「あの先生もこの先生も同じこと言ってた!」
「こっちの教え方の方がわかりやすい!」
と、思うようなイメージですかね。
ここで、「おや?」となった人は賢いですね。
これ、まさに今、私がやっている読み方です。
こうすることで、
「2冊とも同じことが書いてある!」
と、共通点を見付けてイメージしやすくなるだけでなく、
「『東大読書』と『京大読書術』はどんな違いがあるんだろう?」
という読書のテーマのようなものも持つことができるんです。
② 2人の著者がそれぞれ大切にしていること
『東大読書』が「パラレル読み」「装丁読み」「検証読み」のような
力を身に付けるための読書の方法を大切にしているのに対し、
『京大読書術』では、「ちょっとした合間に『ちょっと読む』」のように
読書の質を高める読書の意識を大切にしているように感じます。
「人生にも仕事にも通じる『成功の秘訣』が詰まっている!」
『京大読書術』では、こんな文章で『ONE PIECE』をオススメしています。
漫画でさえ「成功の秘訣」を探しながら読むことで、立派な読書になるんですね。
豊田中の皆が海賊王を目指しはじめたら
粂原さんのせいにしておきます。
いかがでしたか?
皆さんも、ちょっとだけ、読書してみませんか?
そういえば先日、ど〇ぶつの森で遊んでいたら、
「あれ?これ数学の授業に使えるのでは?」
と思えるネタを見つけてしまいました。
いつか豊田中の授業で、ど〇ぶつの森の問題が
出てくる日がくるかもしれないですね。
ゲームも意識次第で、こんな風に勉強につながっちゃうのかもしれません。
楽しみにしていてください。
次回の絆プロジェクトは、3年2組担任です。お楽しみに!