2020年5月28日木曜日

絆プロジェクト21日目 2つの「読書術」の話

臨時休校中の絆プロジェクトもあと2回…今日は1年2組担任がお送りします!



さてさて、休校期間でできた時間、皆さんはどんなことに使いました?

前回紹介した「4分間耐久腹筋サーキット」はやってみましたか?

腹筋ムキムキになりましたか?

↓ 以前紹介した動画はこちら! ↓
https://www.youtube.com/watch?v=ytZtqyj3Rxw&t=5s

どのような目標を立てて過ごすか、いかに時間の使い方を工夫するか、

自分への厳しさが試された3ヶ月だったと思います。



とか言いつつ、やっぱりついつい遊んだり、

ゆっくりしたくなっちゃいますよね



私も休日、自分の部屋でのんびりする時間が増えました。

そんなある日、自宅の本棚を見ていると…

 『東大読書』  西岡壱誠 著

そうです、あの東大です。

高校最下位の成績から、

2回の受験失敗を乗り越え

東大合格を果たした西岡さんと

いう方が書いた本です。



ところで皆さん、お気づきでしょうか…?





『京大読書術』 
粂原圭一郎 著


 
はい。
 
京大版もあるんです。
 
著者である粂原さんは、
 
中学生の頃に千冊以上の本を
 
読み、偏差値95をたたき出した、
 
まさに勉強の鬼のような人です。





 出身大学も境遇も異なる2人が書いた読書術、いったい何が違うのでしょうか。

と、いうわけで、今回はこの2つの「読書術」に関する本を読み比べてみました。



① 東大式・京大式、2つの「読書術」の共通点

 この2つの本に共通する姿勢があります。それは、

 本や文章を「読む」だけで満足しない

 ということです。

   本や文章を読んで「やっと読み終わった!」と思ったけど、

   「どんなことが書いてあったの?」と聞かれると
  
  うまく答えられない…

 こんなことにならないように、例えば『東大読書』では、

 同じテーマで書かれた2つの本を読み、

 共通点や相違点を見付ける

 という「パラレル読み」という方法を提案しています。

 学校で例えるなら、同じ教科で別の2人の先生の授業を受けて、

 「あの先生もこの先生も同じこと言ってた!」

 「こっちの教え方の方がわかりやすい!」

 と、思うようなイメージですかね。





 ここで、「おや?」となった人は賢いですね。

 これ、まさに今、私がやっている読み方です。

 こうすることで、

 「2冊とも同じことが書いてある!」
 
 と、共通点を見付けてイメージしやすくなるだけでなく、

 「『東大読書』と『京大読書術』はどんな違いがあるんだろう?」

 という読書のテーマのようなものも持つことができるんです。
 

② 2人の著者がそれぞれ大切にしていること

 『東大読書』が「パラレル読み」「装丁読み」「検証読み」のような

 力を身に付けるための読書の方法を大切にしているのに対し、

 『京大読書術』では、「ちょっとした合間に『ちょっと読む』」のように

 読書の質を高める読書の意識を大切にしているように感じます。



 「人生にも仕事にも通じる『成功の秘訣』が詰まっている!」



 

 『京大読書術』では、こんな文章で『ONE PIECE』をオススメしています。

 漫画でさえ「成功の秘訣」を探しながら読むことで、立派な読書になるんですね。

 豊田中の皆が海賊王を目指しはじめたら

 粂原さんのせいにしておきます。



いかがでしたか?

皆さんも、ちょっとだけ、読書してみませんか?



そういえば先日、ど〇ぶつの森で遊んでいたら、

「あれ?これ数学の授業に使えるのでは?」

と思えるネタを見つけてしまいました。

いつか豊田中の授業で、ど〇ぶつの森の問題が

出てくる日がくるかもしれないですね。

ゲームも意識次第で、こんな風に勉強につながっちゃうのかもしれません。

楽しみにしていてください。



次回の絆プロジェクトは、3年2組担任です。お楽しみに!