2020年5月25日月曜日

絆プロジェクト プログラム18番 「繋がろう!広げよう!音楽ワールド」

 
みなさんこんにちは。



11組担任(音楽科)2回目の出演です。

さて、分散登校が始まりました。1年生の登校では音楽で校歌を聴きましたね。

 

ここで、全校生徒の皆さんに問題です。

Q:豊田中学校校歌を作曲した人は誰でしょう?

 

時間は3秒!

3~♪

2~♩

1~♬

 

正解は「山田耕筰(やまだこうさく)」さんですね。

 

豊田中の皆さんにとって、校歌の作曲者が山田耕筰さんというのは「ものすごい自慢」だと思います。4月に教頭先生が校舎内を案内してくださったときにも、「うちの学校の校歌は山田耕筰さんなんですよ。」と教えてくださいました。

 

山田耕筰さんは、日本人として初めて交響曲(オーケストラで演奏する曲)を作曲した人。「赤とんぼ」や「この道」など歌い継がれる名曲はもちろん、日本全国のたくさんの学校の校歌も手掛けられていました。

 

休校が続き、3月末からスタートしたNHKの朝ドラ「エール」を見ている人も多いと思います。このドラマは作曲家の古関裕而(こせきゆうじ)さんがモデルになっています。古関裕而さんといってもピンと来ないかもしれませんが、夏の全国高等学校野球選手権大会の歌の「栄冠は君に輝く」の作曲や、「♬~本日はご来店いただき誠にありがとうございました・・・当店は間もなく閉店とさせていただきます♪~」とアナウンスとともに、スーパーなどのお店の閉店ミュージック「別れのワルツ」の編曲(蛍の光の3拍子版)を手掛けた人です。

※コロムビアのホームページで視聴できます

 

 

この古関裕而さんと山田耕筰さん繋がってるんですね。当時、古関さんが憧れ、尊敬し、リスペクトしていたのが山田耕筰さん。そして、若手の古関さんに目をつけ、日本の作曲界の後継者を作るべく、コロムビアレコード会社に推薦をしたのが山田耕筰さんなのです。

 

ドラマでは、先日亡くなった志村けんさんがこの山田耕筰さんの役を演じていましたね。

あ~~~~っっ!!て繋がった人はいますか?

 

今はまだみんなと大きな声で心を一つにして歌う活動は難しいですが、この豊田中校歌を全校生徒のみなさん、先生方と歌い、歌声でも自慢のできる学校にしていきましょう!