2020年5月29日金曜日

絆プロジェクト 第22日目

5.29
3年2組担任

先々週から分散登校が始まり、学校再開に光が見えてきました。元気な生徒の顔は先生方のエネルギー源です。生徒あっての学校であると、先生方も改めて実感しています。

 

そんな中、1ヶ月前に始動したこの絆プロジェクトの閲覧数が、なんと!2700を超えました!!一日に約90人の方に見ていただいている計算になります。
保護者の方からもご好評をいただいているようで、職員一同嬉しく思っています。
今後も継続いたしますので、これからもそれぞれの先生方の個性溢れる投稿を楽しんでください♪



 

さて、絆プロジェクト22日目、2周目のスタートも3年2組担任が担当させていただきます!!


 

今回のテーマは『 他県の魅力 』です。


実は私は、4年間、新潟県新潟市に住んでいたことがありました。

この地図の赤丸です。みなさんから見て群馬県の右側、福島県の下に位置しているのが、私たちが住んでいる栃木県です。



新潟県といえば、お米の産地として有名です。特に、地図にある湯沢・十日町・魚沼と書かれている近くに、南魚沼市がありますが、ここは有名な南魚沼産コシヒカリを作っているところです。保護者の方は、八海山、越乃寒梅、などなどおいしい日本酒が作られている県としてご存じの方も多いかと思います。
 



実はこの新潟県には、お米以外にもおいしい食べ物がたくさんあるんです。



それが、ラーメンです!!


私のラーメン好きは新潟県に4年間も住んでしまったことが原因といっても過言ではありません。栃木県は佐野ラーメンが有名なように、新潟県にも有名なラーメンがたくさんあるんです。

しかも、それが地域によって違うんです!
 

栃木県でいえば、佐野ラーメン以外に、小山市には小山市の、宇都宮市には宇都宮市の、那須塩原市には那須塩原市のラーメンがあるようなもんです!

これらは新潟4大ラーメンといわれ(最近ではカレーラーメンなるものも加わって5大になっているらしい・・・)、有名店が数多く存在しています。


 


左上・長岡生姜醤油ラーメン


右上・新潟あっさりラーメン

左下・新潟濃厚味噌ラーメン

右下・燕三条背脂醤油ラーメン
 
 
 
 
 
 
 
 
 

味や店を語り出すと、止まらないので詳しくはWEBで検索してみてください!
 
 
 
そしておもしろかったのが、方言の違いです。
 
栃木県では、大丈夫を「だいじ」、~なの?と聞くときに「~け?」とか、語尾に「べ」や「だべ」がつき、しかも語尾のイントネーションが上がるように話すことが特徴です。
 
 
新潟の方言も特徴的でした。2つ紹介します。
①栃木県でいう「~け?」とか「~べ?」にあたる言葉
それは 「ろ」 です。(新潟市内出身に多かった。)
「昼、食堂行くろ?とか普通に使っていたので、笑っていたら、おまえもU字工事みたいと笑い返されたのを覚えています。
 
 
アルバイト先のおばさんには
「ずっと働いていて偉いね~、ナンギーロ?」と言われ、「え?、ロナウジーニョ?と聞き返したことがありました。
 
東京出身新潟在住(当時)の方に通訳をしてもらい、これは「なんぎ(難儀)」という言葉の語尾に「ろ」がついて、要は「大変でしょ?」という意味で言ってくれていたことが分かりました。
 
 
②新潟の人はイントネーションも違うのです。
 
私たちが2文字の固有名詞を話すときは、普通というかあまり変化しませんよね。
 
新潟のイントネーションは前の文字を強調します。ちょっとやってみてください。
 
例えば、  「つ」、「く(服)」
 
他県に住んでいると、こんな違いもあるんですね。
 
ちなみに栃木の人がよく使う「だいじ」は新潟県でもなんとなく通じました。
 
後ろのことを「裏」と言ったり、かきまぜるを「かんます」は全く通じませんでした。
 
「経験しないと、分からないことってあるんだな」と実感した良い4年間でした。
 


先生方の中には、同じように他県に住んでいた経験がある先生もいらっしゃるようです。
その時の話なども聞いてみると面白いと思います。
 
 
次は素敵なスカーフを巻き、美しい発音の我らが3年主任の登場です。
これからも豊田中学校の絆を先生方でつないでいきます!!
 
お楽しみに!!